TAKANORI ABE

はだしでもえろ

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承認欲求とシンジ、アスカ、綾波レイ

承認をめぐる病 (ちくま文庫 さ 29-8)

承認をめぐる病 (ちくま文庫 さ 29-8)

 

 

 

今日もまた"承認"について考えてみたいと思う。

 

 

本書で面白かったのはまず
承認のパターンをエヴァンゲリオンのキャラに当てはめているところ

 

 

・シンジ
「承認されたい」「でも承認されっこない」「承認されないならみんな爆発しろ」
「でもやっぱ承認されたい」を繰り返し葛藤し続け行動を抑える「ひきこもり」タイプ

 


・アスカ
条件を満たせば他者は自分を承認してくれると考え努力し行動する
しかし他者の評価に依存しているため常に承認のために行動し続けなくてはならない「境界性人格障害」タイプ

 

 

綾波レイ
承認されることに関心がなく命令のままに行動する「アスペルガー症候群」タイプ

 

 

 

僕は日によってシンジっぽい日もあればアスカっぽい日がある
この二人を行ったり来たりするのって躁うつっぽいな 

 

 

 

そもそも承認欲求は普遍的な欲求で誰もが持っている
しかし最近の若い世代には特異な傾向として強い承認欲求が見られるという
それがまさに衣食住より承認にヨダレがでるということなのだ

 

 

その理由は生まれたときから「ものがある」時代に生まれたことで
低い欲望階層の飯を食べるとか安全に眠るとかの生理的欲求や安全欲求を
すでに満たしているため上の欲望である承認欲求に価値を見出すようになったと考えられる

 

 

さてではここからは承認欲求とどう向き合っていくべきか?

 

1、他者からの承認とは別に自分を承認するための基準をもつこと
2、他者からの承認以上に他者への承認を優先すること
3、承認の大切さを受け入れつつもほどほどに付き合うこと

 

 

自分で自分を承認するための基準を自分で作るというのが一番良いと思う
何か得意な長所を伸ばすとかすれば多少は自分を認められるもんだよね

 

他者からの承認以上に他者を承認するというのは面白い
アドラー神経症を治すには自分のことを考えるのをやめ
誰かを喜ばせることを考えれば治ると言っていた
あとは与えれば得られるじゃないけど認めれば認められるという
意味合いもあるのかな?
でもそれだと条件付きの承認だからあまりよろしくないかもね

 


最後のほどほどにってこれができればみんな困ってないでしょ(笑)
お互いに承認し合いほどほどに生きようぜ!って感じか

 

 

そういえば僕が20代前半だった頃
毎日のように生きる意味とかを考えていた



今思えば栄養不足、運動不足、睡眠不足などの
間違った生活習慣をしていたせいで脳の神経伝達物質がいかれて
反芻思考を永遠と繰り返していただけだと分かるが当時は必死だった

 

 

しかしこの問いの答えは今ならだせる
人間が生きる理由(意味)に決められた答えなどない
しかし自分で生きる意味は作ることができる
というか生きる意味は自分で作るものであり
自分で作らなければならないものだ

 

 

それは何か特別なことをしなくちゃいけないとかではない
ただ生きて死ぬというのを生きる意味にしてもいいし
世界中の温泉に入るのを生きる意味にしてもいいし
世界中の重い荷物を持った人を手伝うでも良い
重要なのは自分の意思で答えを決めることだ

 

 

やりたいことをするんじゃなく
やりたいことを見つけるのではなく
自分にしかできないことをせよ

 



そしてその自分にしかできないことを続けよう
そうすれば他者との比較から解放されるだろう

 

今日もゆるく生きようぜ! 

 

承認をめぐる病 (ちくま文庫 さ 29-8)

承認をめぐる病 (ちくま文庫 さ 29-8)