TAKANORI ABE

軟式会社 はだしでもえろ

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TAKANORI ABE

成熟した工業社会で僕らが得たのは「暇」で失ったのは「ハングリー精神」

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戦後の社会は「モノを作る喜び」「モノを売る喜び」がモチベーションになった
そうすることで自分の家族が豊かになり地域の人々にも貢献できる

しかしやがてモノがありすぎる現代の社会になり
不要なモノを作らなく行けなくなったり
不要なモノを売らなくては行けなくなったことで
人生の幸福度が下がったんだと僕は思う

 

近年の若者が仕事にやりがいを感じられない理由は
ここにあるように感じる

 

そして自分を納得させるため
仕事とはやりがいを求めるものではなく
生活のためにするものだ
という思想に落ち着くことになる

 

実際問題これから先、働けば働くほど稼げる時代ではない
だったら仕事は生活できるくらいに抑え
他で人生の幸福度を上げていこうという発想になる


戦後社会で僕らが失ったのは「地域コミュニティ」だ
村社会のようなみんな知り合いみたいな「地域コミュニティ」を失い
隣に誰が住んでいるのかわからないような「個人生活」を手にいれた


めんどくさい人間関係や村八分になること恐れ
行動や言動を制限することから自由にはなれた反面
仲間意識という共同体感覚を失った人間は精神的な孤独を感じることが増えた

 

そんな精神的な隙間を埋めるのが現代では
スポーツジムやヨガ教室、カルチャースクールやパッケージ旅行だ

求めているのは「仲間づくり」と「暇つぶし」だという

 

これからの日本の社会で大きなテーマになるのは
いかにして自分にあったコミュニティを見つけるか
または作っていくかにあると僕は思う

 

 

アドラー心理学では「幸福とは貢献感」と言われている
貢献感とは私は誰かの役に立っているという主観的な感覚である
そして人は貢献感を感じたとき自分に価値を感じることができ
私はここにいてもいという所属感を感じることができそれが幸福へと繋がるという

 


貢献感を感じるには積極的に他者貢献していく必要がある
しかし他者貢献とは自分を犠牲にすることではなく
むしろ自分のためになされるものであることを忘れてはいけない

 


他者貢献は自分が満足すればいいのだ
自分なりに相手が喜んでくれると思ったことをするだけでいい
なぜなら相手がどう思うかは相手の問題であり
私ができるのは自分なりに相手が喜んでくれると思ったことを
することしかできないからだ

 


さらにいえば他者貢献の範囲はとても広い
重いものを持てない人の荷物を持ってあげるのはわかりやすい他者貢献だが
想像力を広げれば人間はただ生きているだけで他者貢献しているという

 


たとえばお店でサツマイモをお金を払って買ったとする
まずはサツマイモを作った農家へ他者貢献
サツマイモをお店に運ぶドライバーに他者貢献
ドライバーのガソリン屋に他者貢献
お店のレジ打ちに他者貢献
エコバックを作っている人に他者貢献
と芋づる式に他者貢献はなされているのだ

 

 

これからは工業社会で手にいれた「暇」を
いかにして満足しながら消費するかと
自分にあったコミュニティを見つけるかが幸福度をあげる鍵となる


今日もゆるく生きようぜ!

 

暇つぶしの時代?さよなら競争社会

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